今日は美容室のお花いけ替えの
水曜日でした。
火曜日が定休日ですので
水曜日が、いつも一週間の
始まりなのです。
ここで、お花を毎週いける
お仕事をしています。
今回はいつものテーブルのお花の方は
椿とゆりで、お正月は
終わっても一年の初めの月なので
重みのあるお花にしました。
そして、お正月のお花で飾りを作った
化粧室は、今日、春のイメージに
変えてきました。
昨日までのお正月花です。
いけばなの言葉でいうと
床上がりの作品です。
台の上に器を置いていけるのではなく
床から上がってくる作品ということで
言葉通りですが、
いける空間が縦に長くなりますので、
ちょっと難易度があがります。
いけばな展の時はよくある
スペースです。
さて、1月も中ごろになると
水引はそろそろ時代遅れのような
気分になりますので、
クリスマスの次の日から
飾られた紅白のお正月飾りは
また来年ということで
片づけました。
春という
テーマですと
4月位まで、
少しずつ変化させて、
楽しめるので、
美容室にいらしたお客様も
目にされる機会が多く
なる新作品と言えるでしょう。
写真だと迫力が伝わりませんが
化粧室のコーナーに堂々と
春をアピールしています。
ベースはさらしほうきの木で
そこに、ドライになったアジサイを
ワイヤーで昨日のうちにとりつけて
きました。
大きな熊手が3本あるように
さらしほうきの広げた先端に
スターチス(紫)ドライの葉(ピンク、水色)
ほうきの木(黄色)さらししだ(強いピンク)
などをワイヤーで貼り付けています。
色はパステル系の色が
多いのですが、
すこしポイントに強い色も入って
いるのです。
昨日の夜9時ころに
春のイメージを作らないと、と
思い、家にある花材で
考えるというか、瞬時に
すぼまったほうきの木を広げて
熊手のようになったところに
ドライアジサイをワイヤーで
取付け、はずれないようにして
そこにドライの葉やスターチスなどを
しっかりと固定していきました。
持ち運んでいくときに
とれてしまったり、
いけ込むときにばらばらして
ゴミが増えると片付けに
時間がかかってしまうので
しっかりと、昨晩、作っておきました。
ライトのあたっているところは
余計に、鮮やかで、華やかな
感じになりました。
本当の春まで、置くことになると
思うので、生の花材では
難しいのです。
お店のディスプレイなどと
似ています。
あと、よくテレビのバラエティーなどで
芸能人のバックに飾ったお花の
イメージにも似ています。
長時間、美容室にいる時に
行きたくなる化粧室
ですが、入った時に
うれしい声が上がるような
そんな作品を作って
みました。
昨日の夜、思い立ち、
さらしほうきの木を広げて
貼り付けて、持っていき
美容室でいける(かたちにする)
という作業でした。
現場での作業は10分かかり
ませんでした。
こういうの好きです。
その場でどんな風に出来上がって
いくのか夢中になって
作り上げていくのが
相変わらず好きです。
やはり、いけばなって楽しいです
作る過程を動画にしました。